郵便局改装で予算無駄遣い 労組「不正横行」 汚職制圧委が問題視
バンコクの北隣パトゥムタニ県で郵便局の改装に多額の資金が投入されており、国家汚職制圧委員会(NACC)が何らかの措置を執る構えを見せている。
関係筋によれば、同県ラムルークカー郡のクーコット郵便局では局舎の改装が行われたが、小さな部屋に30台もの扇風機を設置しており、予算の無駄遣いが疑われるという。部屋の大きさはわずか45平方メートルで、その天井に1台6000バーツのシーリングファンが30台も取り付けられたという。
郵便事業は官営タイランド・ポスト社が運営しているが、同社の労組から提供された情報によれば、ほかの郵便局でも不正が行われている疑いがあるとのことだ。