タイ南部県の地中から惨殺された遺体見つかる 行方不明の闘鶏プロモーターか
タイ南部ナコンシタマラート県バンカン郡でこのほど、アブラヤシ・プランテーション内の地中から両手を後ろ手に縛られた男性の他殺体が見つかった。2月1日から行方不明のチュムポン県の闘鶏プロモーターの男性とみられている。
警察によれば、遺体は深さ約1メートルの地中に埋められていたほか、両足の足首が縛られていた。頭部は粘着テープでぐるぐる巻きにされ、胴体には酸を振りかけた痕跡があったという。
警察によれば、鑑識はまだ遺体の身元を確認できていないものの、遺体は南部チュムポン県サウィー郡から拉致された、闘鶏を取り仕切っていた男性(56)の可能性が高いという。男性の拉致に使われたとみられる車がナコンシタマラート県トゥンソン郡で数日前に見つかっていた。