違法薬物密売で有名校の教頭を逮捕 コンドームも販売 顧客の大半が公務員
バンコクに隣接するノンタブリ県でこのほど、違法薬物を密売していた容疑で同県パークレット郡の有名校の教頭の男(42)とバンコク在住の知人の男(37)が同県ムアン郡(県庁所在地)ラタナティベート通りのコンドミニアム(マンション)の1室で逮捕された。2人の逮捕状(麻薬容疑)はバンコク南刑事裁判所から2021年の6月と10月に発付されていた。
警察によれば、コンドミニアムの部屋からは、覚醒剤のパケット、現金3万1500バーツ、預金通帳5冊、コンドーム200個、潤滑剤100パック、バイアグラ50パックなどが押収された。預金通帳には、過去3カ月間で130万バーツの出し入れの記録があった。警察によれば、2人が覚醒剤を密売していた相手の多くは公務員だったという。