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麻薬密輸で米国人を逮捕 フェンタニルがタイで初押収される

麻薬制圧委員会事務所は9月15日に記者会見を行って、郵便物に紛れ込ませて麻薬を密輸入した容疑で米国人の男とタイ人の女を逮捕したと発表した。逮捕のきっかけは、今月12日にスワンナプーム国際空港で小包としてタイに空輸されてきた荷物から複数種の覚醒剤やヘロインなどが見つかったことだ。

13日にこの荷物を受け取りに来た米国人の男を逮捕した後、バンコク都内ラチャテウィーのコンドミニアムでタイ人の女の身柄を拘束した。

麻薬制圧委員会によれば、今回密輸された薬物は量的には少なかったものの、近年米国などで過剰摂取によって大量の死者を出している強力な麻薬性鎮痛剤「オピオイド」の一種であるフェンタニルがタイで初めて押収されたケースであり、委員会としては非常に問題視しているとのことだ。

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