校内で手製銃が暴発し生徒死亡 6人を取り調べ
バンコクに隣接するノンタブリ県の学校で9月15日午後、コンピュータールームにいた男子生徒(14)が爆発音とともに顔面を負傷して死亡したことについて、地元警察は16日、別の男子生徒が学校に持ち込んだ手製銃が暴発したことが原因であり、現在この生徒を含め6人を取り調べているところだと発表した。暴発の音が通常の銃声と違っていたためか、当初は現場にいた教師の指摘から「キーボードが爆発した」などとも報じられていた。
警察によれば、手製銃を校内に持ち込んだ生徒は暴発後に銃を近くの運河に捨てたが、警察が見つけて回収したとのことだ。この生徒は取り調べに対し、「手製銃は友達から借りたもので、誰かを脅かそうと学校に持ってきた。今まで1回も発砲したことがなかったが、上着を着ようとした拍子に暴発してしまった」と述べたという。