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タイの保育園での大量殺人犯に2度目の違法薬物検査を実施

タイ東北部ノンブアラムプー県で10月6日、保育園にいた子どもら計36人を殺害、10人を負傷させたあと自殺した元警官のパンヤ容疑者にについて、関係当局は10月8日、同容疑者が犯行に及んだ際違法薬物の影響下にあったか否かを調べる2度目の検査の結果が7日以内に判明すると発表した。調査に用いる検体は、容疑者から採取した血液、尿、髪の毛という。

 

子どもを含む大量の人たちを次々に刺殺・射殺するという極めて異常な犯罪であり、しかも同容疑者には覚醒剤事件で逮捕歴があることから「違法薬物中毒」との見方が出ているが、初回検査では容疑者が違法薬物を使っていたことは確認できなかったという。

 

ただ、容疑者の母親は息子が重度の覚醒剤中毒であることを公言しているほか、犬を撃ち殺すなど日頃から奇行が目立っていたとの住民証言などから、初回の検査結果を疑問視する声が続出している。

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