バンコクなどで増加する違法遊興施設 背後に中国人実業家か
バンコクで違法営業のナイトクラブが摘発され、中国人の経営者と大勢の中国人客が捕らえられたが、スラチェート警察庁副長官はこのほど、バンコク都内のラチャダやスティサン、東部チョンブリ県のパタヤなどで違法な遊興施設や違法賭博場が増加していることに中国から来た裕福な実業家グループが関与しているのではないかと警察当局が疑っていることを明らかにした。
また、関係当局によれば、摘発されたナイトクラブを9月17日に訪れた中国人の女性旅行者がナイトクラブ摘発とほぼ時を同じくして不審死していたことが判明したという。ナイトクラブの客の多くが薬物検査で陽性反応が出ており、この女性の死が違法薬物の摂取に関連しているとの見方も出ているという。