中国系犯罪組織の首領とみられる実業家をタイ警察が逮捕
中国の犯罪組織と深いつながりがあるとされる実業家のチャイヤナット容疑者が先ごろ警察に出頭し逮捕された事件で、スラチェート警察庁副長官は11月24日、事件の捜査を3週間以内に終えたいとの意向を示した。
警察は最近、バンコク都内で違法に営業していた飲食店を家宅捜索し、大勢の客を逮捕したが、これらの客の大部分が中国人で、また、チャイヤナット容疑者がこのような違法ビジネスにかかわっているとみているという。
容疑者は取り調べにおいて容疑をすべて否認。またバンコク南刑事裁判所は24日、「国外逃亡の恐れがある」との理由で同容疑者の保釈請求を却下した。