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タイ版FBI職員が金品と引き替えに容疑者に便宜か 局長が突然異動

タイ版FBIの法務省特別捜査局(DSI)で職員が容疑者を脅して金銭を手に入れ、その結果自由の身になった中国人容疑者11人がバンコクの民家に潜んでいるのが見つかったとされているが、法務省は1月18日、トライヤリットDSI局長を突然解任し、中央科学捜査研究所(CIFS)の所長代行に就かせる人事を決めた。DSIで起きたとされる不祥事について事実関係を解明すべくしっかり調査を行うために一時的に局長を外したものとみられる。また、この人事ではCIFS所長を務めていたスリヤ氏がDSI局長代行を務めることになった。

関係筋によれば、DSI職員などは容疑者から合計950万バーツあまりを脅し取っており、また、中国人容疑者が潜伏していたのは太平洋に浮かぶ島国のナウル共和国の総領事が以前住んでいた住宅とのことだ。

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