親子間で窃盗事件 娘・カシコン銀行行員らに2億バーツの賠償命令
寝たきりの母親(76)の銀行口座から娘(53)が銀行員らと共謀して大金を盗み出した事件で、母親が損害賠償を求めて起こした民事訴訟でこのほど、娘、行員2人、カシコン銀行に対し、2億バーツを超える損害賠償が命じられた。この事件では昨年12月、刑事訴訟で被告の娘などに有罪判決が言い渡されていた。
この事件は母親が心疾患の治療のために入院したあとに起きたもので、娘が行員らの協力で書類を偽造するなどして数百回にわたって母親の口座から預金を勝手に引き出していたので、被害額は合計2億5300万バーツあまりに上る。