小遣い稼ぎで中国人女性旅行者厚遇の警察官３人を特定

中国人女性がタイで金銭を渡して警察官による特別扱いを受けたとの動画をネット上に投稿し、ダムロンサク警察庁長官が事実関係を解明するための調査を指示する事態となった問題で、これらの警官が交通部門と観光部門に所属する３人であることが１月22日までに判明した。３人は調査結果に基づいて処分される見通しだが、調査が終わるまで一時的に警察庁指令センターに異動となった。

動画によれば、この女性は警官に金銭を提供したことで、入国手続きを短時間で済ますことができ、また、白バイの護衛付きで東部パタヤのホテルまで乗用車でエスコートしてもらったとのことだ。警察庁の広報担当者によれば、ダムロンサク長官はこれら警官の行為について「タイ警察にとって不名誉なこと」と憤りをみせているとのことだ。