パキスタンから入国の男の所持品に大量の薬物 スワンナプーム空港
麻薬制圧委員会事務所(ONCB)のウィチエン事務局長は1月23日、スワンナプーム空港でパキスタンから来た男(57)を違法薬物を大量にタイに持ち込もうとした容疑で逮捕したと発表した。容疑者は数種類の向精神薬や興奮剤などをスーツケース3個に詰めてタイに入国しようとした。押収された薬物は合計7万9200錠に及んだ。
ONCBの統計によれば、2018~22年に南アジア(アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカ)からの違法薬物の密輸入が8件摘発。違法薬物の内訳はケータミン31キロ、コカイン2.4キロ、ヘロイン1.1キロなど。