台湾人女優恐喝疑惑 警察の「反論」に反論 防犯画像公開求める
タイ訪問中に台湾人女優のシャーリーン・アンさんが1月初めに深夜のバンコクをタクシーで移動中に警察の検問で警察官にビザに問題があるなど指摘されて2万7000バーツをとられたと訴えている問題で、警察庁の広報担当者は1月28日、ダムロンサク警察庁長官がさらに詳しい捜査を行うよう指示したことを明らかにした。
シャーリーンさんの主張に対し警察は先に防犯カメラの映像をチェックしたが、路上で現金を警官に渡したというシャーリーンさんの主張を裏付ける場面は確認できなかったと反論。だが、これに対し、シャーリーンさんは、「検問でビザに問題があると指摘されて約2時間にわたってその場を離れることが許されず、現金を渡してようやく解放されたのであり、また、検問の警官らが『シャーリーンさんが泥酔していた』などと主張しているものの、酒など飲んでおらずしらふだった」と反論。さらに防犯カメラの映像を公開するよう警察に要求した。