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中国人旅行者がタイ人旅行業者に襲われ負傷 当局者が謝罪

世界的に知られたタイ南部の観光の島、プーケット県で2月1日、旅行業者の従業員の女が刃物で旅行者の中国人男性(36)を負傷させた事件で、当局者が7日、同地の中国領事館の担当者に謝罪し、同様の事件の再発防止などを約束した。

男性はツアーに申し込んで料金を支払っていたが、連絡に不手際があったため、ツアーに参加できず、このため、旅行業者に全額返金を要求。だが、話がかみ合わずに口論に発展し、激高した従業員の女が男性を足蹴にしたり、刃物を手に襲いかかったりした。旅行業者側は当初、男性らが約束した集合時間に来なかったことが原因であり、従業員の行為は正当防衛などと主張していたが、その後の調査で、旅行業者が男性らを迎えに行っていなかったことが判明した。

謝罪を受けた中国領事館の担当者は、「地元当局の迅速な対応に満足している。今回の事件がタイと中国の2国間関係に影響することはないと信じている」と応じた。

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