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メコン川岸に大量の覚醒剤 成分に殺虫剤 大量摂取で死亡も

ラオスと国境を接する東北部ブンカン県ブンクラ郡で2月15日、国境線となっているメコン川のタイ側の岸にパック詰めされた大量の覚醒剤があるのをタイ海軍のパトロール隊が発見して押収した。覚醒剤はパックされた包みが150個で、合計で約30万錠に及んだ。

その後、成分を分析したところ、覚醒剤には殺虫剤の成分が含まれており、大量に摂取すれば命に危険が及ぶ恐れのあることが判明している。今回見つかった覚醒剤は何者かがメコン川を渡ってタイに持ち込んで川岸に置いていったもので、タイ側の密輸組織の関係者が取りに来る手はずだったと治安当局ではみている。

警察の担当者によれば、この覚醒剤は若者などに1錠50~100バーツで売るために製造された粗悪品。これとは別に値段の高い「グレードA」の覚醒剤も出回っているが、これは比較的裕福な者向けとのことだ。

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