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貯水タンクに高齢女性の遺体 持病・借金を苦に自殺か

タイ南部ナコンシータマラート県ムアン郡(県庁所在地)で2月19日朝、民家の裏手に設置された円筒形の貯水タンクの中から女性(67)の遺体が見つかった。第一発見者は女性の夫(67)だった。警察では自殺の可能性が高いとみている。

夫婦はこの民家の管理人をしていたが、女性は遺書を残し2月15日から所在不明となっていた。夫によれば、女性は高血圧や糖尿病などの持病があり、また、高利貸しから借金していることを苦にしていたという。遺書には、家の所有者に管理人としての仕事を全うできないことへの謝罪のほか、「人に迷惑をかけたくないので葬儀はせずに遺体を焼いて灰にしてくれるだけでいい」との意向などが書かれていた。

夫によれば、19日に家の裏手にある貯水量2000リットルのタンクの蓋が少しずれて強い異臭がしているのに気づき、蓋を開けてのぞき込んだところ妻の遺体が見つかったとのことだ。

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