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バンコクの住宅団地 精神病の警官が銃を乱射

バンコク都サーイマイ区の住宅団地で精神に支障をきたしたとみられる現職警官の男(51)が自宅周辺や自宅で銃を乱射する事件が発生したが、3月15日正午すぎ、自宅に突入した警官隊が男を取り押さえ、27時間に及んだ発砲籠城劇に終止符が打たれた。男は逮捕時に撃たれて負傷し、病院に搬送された。警官隊に負傷者はいなかった。

警察によれば、14日朝に男がオートバイに乗りながら銃を3-4発発射。警察には同日午前11時ごろに通報があり、正午ごろには100人以上の警官隊が男の自宅を包囲した。自宅に籠城した男は外に向かって20発以上を発砲したため、周辺の住民には避難が呼びかけられた。警察は何度か交渉を試みたが、男を投降させられなかった。

警察はドローンを使って男の様子を観察していたが、15日朝になって男がだいぶ疲弊していることを確認。同日正午すぎに警官隊が自宅に突入して男を捕らえたが、その際の銃撃戦で男が負傷した。

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