特殊詐欺グループの20人を逮捕 米国在住の高齢者狙う
警察当局は3月22日、米国在住の高齢者を相手に特殊詐欺を繰り返していた容疑でチョンブリ、ラヨン、ロイエット、スラタニ4県で関係先36か所を家宅捜索し、容疑者20人を逮捕したと発表した。容疑者の内訳はインド人5人、タイ人15人。このグループによる特殊詐欺の被害は総額30億バーツを超える。 米国人の高齢者を標的にしたこの詐欺については2020~21年に7万2000件に及ぶ関連事案が報告されていた。
また、このグループが所属する組織の活動範囲はタイだけでなく、カンボジア、シンガポール、マレーシア、香港、アラブ首長国連邦、ペルー、ポーランドなどにも及んでいる。