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中国人女子大生誘拐殺人事件 中国当局が容疑者を逮捕

バンコクに隣接するノンタブリ県で中国人の女子大生(19)が遺体で発見された事件で、ダムロンサク警察庁長官は4月4日、タイ警察が身代金目的で被害者を誘拐して殺害した容疑で逮捕状をとった中国人の男3人(23、23、24)が中国武漢で中国警察に逮捕され、現地で起訴される見通しだと明らかにした。

同長官によれば、タイと中国は犯罪人引き渡し条約を交わしていないため、逮捕された容疑者3人は中国で裁かれることになるが、中国の法律に照らすと3人とも死刑に処される可能性が高いという。

被害女性は中国で2年間、バンコクトンブリ大学のオンライン授業を受けており、引き続き3年生の授業を受けるために3月8日に訪タイし同大学で学んでいた。

タイ警察から捜査結果について説明を受けるため4日にタイに入国した被害女性の父親(48)は、検視が終わり次第、遺体を引き取って中国で葬儀を執り行いたい考えという。報道によれば、容疑者は父親に女性の解放と引き替えに約250万バーツを要求したが、相手にされなかったことから女性を殺害したとみられている。

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