ガソリンスタンドで車内から女性の遺体 熱中症で死亡か
タイ東北部ナコンラチャシマ県シーキウ郡で4月18日夜、ガソリンスタンドに止められていた乗用車の車内で女性が死んでいるのが見つかった。発見者は慈善団体のレスキュー隊員で、たまたま近くを通りがかった際に異臭に気づき、車の中に遺体があるのを見つけてすぐ警察に通報。警察によれば、遺体は運転席に座った状態で、少なくとも死後5日が経過。遺体に争った形跡はなく、事件性は見られなかったという。
その後、遺体はシーキウ教育事務所で働く女性(48)であることが判明。女性の娘(28)が4月7日にシーキウ郡に隣接するダーンクントット郡の警察署に「母親が5日の午前1時ごろに車で出かけたきり帰ってこない」と届け出ていた。警察が防犯カメラを確認したところ、女性の乗った車がガソリンスタンドにやって来たのが8日の夕方で、誰も車から降りていなかった。警察では女性が車内で休んでいるうちに暑さのために熱中症になり死亡した可能性が高いとみている。