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警察幹部の元妻による連続毒殺事件の犠牲者は13人か 

西部ラチャブリ県の警察幹部の元妻、サラーラット容疑者(36)が青酸カリなどのシアン化物を用いて知り合いなどを次々に殺害したとされる事件は、捜査が進むにつれて犯行の全容が徐々に明らかになっており、警察は4月27日までに計13人が容疑者に殺害された可能性があるとの報告をまとめた。

容疑者は逮捕時に所持品からシアン化物の入った瓶が見つかったと報じられているが、関係筋によれば、市中では購入できないシアン化物を容疑者はオンラインで入手しており、また、証拠隠滅のためか知り合いの若者グループにこの薬物を地中に埋めるよう500バーツで頼んでいたとのことだ。

このほか、容疑者は金貸しをやっており、ピラミッド商法にも手を出していたとされ、これが殺害に関係している可能性もあるという。警察の担当者によれば、当初は精神的疾患などが殺害の原因との指摘もあったが、今のところ容疑者は問題なく受け答えしており、精神に問題があるようには見えないとのことだ。

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