パタヤのホテルで賭博 インド人93人逮捕
警察当局は5月1日未明、東部チョンブリ県パタヤにある主要ホテルのひとつ、アジアパタヤホテルの会議ホールを手入れし、そこで賭博に興じていた外国人など93人を違法賭博容疑で逮捕した。93人の内訳は、客のインド人80人、賭博主催者側のタイ人6人、マレーシア人4人、インド人3人。警察が踏み込んだのに気づいてバカラやブラックジャックなどを楽しんでいた大勢の外国人が一斉に会場から逃げだそうとしたが、全員が捕らえられた。警察は証拠品として、バカラテーブル4卓、ブラックジャックテーブル3卓、トランプ25セット、監視カメラ8台、携帯電話92台、ノートパソコン3台などを押収した。
逮捕されたタイ人のうちインド人客の世話担当だった者によれば、インド人客の賭博参加料は1人5万バーツ、会議ホールの借り賃は12万バーツ、開帳時間は午後1時~午前6時で、ホテル従業員は会議ホールに入れないことになっていたという。賭博の道具はインドから持ち込み、カードディーラーもインドから連れてきたとのことだ。