連続毒殺事件容疑者の元夫も犯罪に関与か
連続殺人事件のサラーラット容疑者は金貸しやピラミッド商法を行っていたとされるが、警察関係筋によれば、容疑者の元夫である、西部ラチャブリ県の警察幹部が容疑者による犯罪に関与していた疑いが浮上。このため、警察が元夫の逮捕状を裁判所に請求するための証拠固めを進めているという。
この警察官についてスラチェート警察庁副長官は5月2日、氏名を明らかにせずに「サラーラット容疑者に近い人物。警察は先ごろこの者から聞き取りを行った」とだけ説明した。 関係筋によれば、サラーラット容疑者の捜査によって容疑者の銀行口座から元夫の銀行口座に数百万バーツが送金されていたことが判明。このため少なくとも容疑者による金貸しやピラミッド商法に元夫がかかわっていたことが疑われている。