連続毒殺事件容疑者の元夫を逮捕 公文書偽造容疑で
スラチェート警察庁副長官は5月3日、連続毒殺事件のサラーラット容疑者の元夫、ウィトゥーン警察中佐(西部ラチャブリ県スアンプン警察署副署長)を免職したこと、盗んだ資産を受け取り公文書を共同で偽造し行使した容疑で逮捕したことを明らかにした。
ウィトゥーン容疑者(39)は東北部ウドンタニ県でサラーラット容疑者がつきあっていた男性が死亡した後、この男性が所有していたSUV(スポーツ用途多目的車)を抵当に金を借りたことで逮捕された。
ラチャブリ県生まれのこの男性(35)はサラーラット容疑者らとウドンタニ県に徳を積むための旅行に行っていた今年3月12日、同容疑者らと食事をしたあとに倒れ、病院に運ばれ手当を受け退院したものの、その日のうちに容体が急変し死亡した。サラーラット容疑者は離婚後にこの男性とつきあい始めた。
なお、サラーラット容疑者とウィトゥーン容疑者は離婚したものの、子どもの世話が必要などの理由で家庭内別居状態で同じ家で生活していた。