昨年2月の人気女優水死事故 船主など2人に有罪判決
昨年2月24日にチャオプラヤ川を航行中のスピードボートから女優のニダーさん(当時37歳)が転落して水死し、複数の同乗者が責任を問われることになった事故で、バンコクに隣接するノンタブリ県の地方裁判所でこのほど開かれた裁判で、ボートのオーナーなど同乗者2人に執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。
ニダーさんがボートから転落した状況ははっきりしていないが、オーナーについてはまず禁錮5年8か月と罰金12万8000バーツが言い渡されたが、ボートの操縦に問題があったことを認め、遺族に賠償する意向を示したことから刑罰が禁錮2年9か月、執行猶予3年、罰金6万4000バーツに軽減された。
もう1人についても、まず禁錮4年4か月と罰金10万8000バーツの有罪判決が下ったが、ボート航行のライセンスを保有していなかったことを認め、遺族への賠償の意向を見せたことから、刑罰が禁錮2年2か月、執行猶予3年、罰金5万4000バーツに減刑された。