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公務員の公金横領 7県以上で横行か すでに逮捕者も

タイ警察庁中央捜査局(CIB)のチラポップ局長は6月14日、少なくとも7県の地方行政機構(LAO)で公金横領が横行されているか、その疑いがあり、すでに逮捕者も出ていることを明らかにした。

この不正は政府反汚職委員会(PACC)が全国のLAOの予算の使い道を調査して突き止めたもの。7県の内訳は、中部のナコンパトムとサラブリ、東北部のチャイヤプムとシサケート、南部ナコンシータマラートなど。ナコンパトム県で逮捕されたLAO職員は23回にわたって総額830万バーツを横領していた。サラブリ県では84回にわたって合計490万バーツあまりを着服。チャイヤプム県では60回以上にわたって合計580万バーツあまりを盗んだ職員が逮捕された。

警察の担当者によれば、今回の逮捕は官営クルンタイ銀行の全面的な協力によって実現したもので、また、逮捕者の多くが盗んだ金をオンラインギャンブルにつぎ込んでいたとのことだ。

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