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金塊投資詐欺で首謀者の中国人ら11人を逮捕 被害総額5億バーツ

警察庁技術犯罪制圧課(TCSD)によれば、王室財産管理局とつながりがあると偽るなどして金塊投資に資金をつぎ込ませる手口の詐欺を繰り返していた容疑で、特殊詐欺組織のボスとされる中国人1人を含む計11人が、バンコク、北部チェンライ県、東部チャンタブリ県で逮捕された。

この虚偽投資「ロイヤル・ゴールド」には大勢の人が投資しており、被害はこれまでに判明しているだけで5億バーツほど。警察は容疑者の自宅などから高級車3台、現金約500万バーツ、金製装飾品などを押収している。

同グループはウェブサイトを開設して「王室財産管理局がバックについているので安心」などと謳っており、同局からは「名前が勝手に使われている」との訴えが警察に出されていた。グループは「見返り10%」と宣伝して投資を募っていたが、投資金の返却要求があると「まず税金とサービス料を支払う必要がある」と偽ってさらに払い込みをさせ、その後は連絡を絶っていた。

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