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消火器破裂事故 遺族に保険金と弔慰金 バンコク

バンコク都ドゥシット区の学校で消火訓練の最中に二酸化炭素消火器が破裂し、破片を顔面に受けた高校3年の男子生徒が死亡した事故で、アタポン教育事務次官と学校長が6月26日、遺族のもとを訪れ、学校からの保険金20万バーツ、教育省からの弔慰金3万バーツ、事務次官室からの弔慰金5000バーツを手渡した。

事故では複数の生徒が負傷したが、これら負傷者には教育省から1人5000バーツの見舞金が提供される。

タイ工業規格研究所(TISI)によれば、TISIは二酸化炭素のものを含め3種類の消火器について工業規格(TSI)を設けている。しかし、二酸化炭素消火器はあまり普及していないこと、消火能力がさほど高くないなどの理由で工業規格合格が義務化されておらず、破裂した消火器にも工業規格に基づいて充填されたことを示す印がなかった。今回の事故を受けてTISIは二酸化炭素消火器についても工業規格合格を義務化することを検討する予定だ。

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