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外国就労詐欺の被害者急増 ネット広告で勧誘

労働省雇用局によれば、新型コロナの感染状況改善に伴い世界的に経済が回復傾向にあるが、これに乗じて「外国にいい就職口がある」などと偽って手付金などを騙し取る詐欺が横行しているという。

昨年10月から今月初めまでにこの手の詐欺に騙された人が少なくとも471人おり、被害額は3275万バーツあまりに上っている。また、これまでに確認されている詐欺師は合計142人に達している。

雇用局のパイロート局長は、「外国の職業紹介詐欺の多くはネット上に虚偽の広告を出して、韓国、オーストラリア、日本、カナダ、スウェーデンなどで働けば高給を得られるなどと謳っている。このような詐欺の被害者は、東北部のコンケン県、ウドンタニ県、ナコンパノム県、チャイヤプム県、中部パトゥムタニ県で比較的多く報告されている」と説明している。

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