行方不明のドイツ人実業家がバラバラに切断された遺体で発見
タイ東部チョンブリ県パタヤで不動産業を営む裕福な実業家のドイツ人男性(62)が突然姿を消し、警察が事件性を視野に捜査を進めていたが、このほど、この男性の遺体が発見された。これに伴い警察は7月11日、容疑者4人のうちドイツ人の男女2人を逮捕したと発表した。
警察によれば、チョンブリ県のある民家に冷凍庫を届けたタイ人の男女2人から通報があったことで、警察が家宅捜索した結果、バラバラに切断された男性の遺体が冷凍庫に詰められているのを発見した。この事件では、男性の乗っていた高級車が見つかったが、証拠隠滅のためかシートが薬剤で洗浄された形跡があるほか、男性の失踪後に男性の銀行口座から数百万バーツが引き出されており、警察は当初から事件性を強く疑っていた。