バラバラ殺人事件 容疑者のスペイン人が殺害認める
南部スラタニ県パンガン島のゴミ埋め立て地で西洋人男性のものとみられる切断された腰部や手足が見つかった事件で、警察当局が殺害された男性と行動をともにしていたとされるスペイン人シェフ(29)から聞き取りをしていたが、この男が男性の殺害を認めたという。男性は44歳のコロンビア人で、男は当初、事件への関与を否認していた。だが5日になって2人が同性愛者で恋人関係にあったことや男性を殺害し、切断した遺体を遺棄したことなどを自白したという。
警察によれば、容疑者はスペインでは有名な料理人。殺害されたコロンビア人男性はコロンビアにおいて形成外科クリニック経営で成功した人物という。警察は容疑者が男性の遺体を切断したとみられる場所を特定し、下水管から遺体の一部とみられる肉片などを証拠品として採取したという。
また、男性の遺族によれば、男性と容疑者は1年ほど前からつきあっていた模様だが、殺害の動機としては嫉妬が疑われるという