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パンガン島バラバラ殺人事件 同性愛の被害者が別れ話を拒否か

タイ南部スラタニ県パンガン島で起きたバラバラ殺人事件で、関係当局は周辺の海などで切断された遺体の捜索を続けている。これは容疑者のスペイン人の男(29)がつきあっていたコロンビア人男性医師(44)を殺害して遺体を14個に切断し遺棄したと供述したことによるもの。同島のゴミ埋め立て地で男性の腰部などが発見されているが、まだ切断された遺体のいくつかが遺棄されたままになっている。

容疑者は取り調べに対し、「切断した遺体を海に捨てることを考えたが、ダッフルバッグに切断した遺体を全部入れることができなかったため、一部をゴミ捨て場に捨てた」と供述している。8月7日時点で切断された遺体とみられる肉の塊が6個見つかっている。

自供によれば、容疑者は1年以上前に被害男性とネット上で知り合い、それ以降つきあっていたが、別れを切り出したところ、被害者の男性が2人の関係を示す写真を公表すると脅してきたとのことだ。今回一緒に訪れたパンガン島で関係を完全に断とうとしたが、逆にセックスを要求されたことで逆上し、男性の頭部を殴打して殺害してしまったとのことだ。

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