バンコク中心部で変圧器が爆発 近くにいた4人が負傷
バンコク中心部のワイヤレス(ウィタユ)通りのワニット・ビル付近で8月30日午前、電柱の上部に設置されている高圧変圧器が突然爆発し、変圧器の破片が飛散したり、変圧器内部の絶縁油が燃えながら飛び散ったりしてオートバイに乗って近くにいた4人が負傷する事故が起きた。4人とも最寄りの病院に搬送された。
爆発現場の近くで休んでいた花輪売りの女性は、大きな爆発音がして炎が飛び散ってきたので、妊娠8カ月の身重だったが走ってその場から逃げている。
変圧器は重大な過負荷、短絡、絶縁損傷などの故障があると、絶縁油が高温にさらされ、熱分解により大量のガスが発生して爆発することがある。