殺人教唆の疑いの元行政区長が不正蓄財か
タイ中部ナコンパトム県ムアン郡で9月6日に当時のプラウィン行政区長(当時)の自宅で起きた警察官殺傷事件で、先に逮捕された元区長が不正蓄財をしていた可能性があり、警察が捜査に乗り出そうとしている。
事件は区長が招いた警察官25人ほどが自宅にいる際に起きたが、これら警官のうち6人が区長および同区長の指示で警官に発砲したとされる実行犯の男の逃亡を手助けしたとして身柄拘束され、懲戒免職処分になった。
この事件の捜査を陣頭指摘しているスラチェート警察庁副長官によれば、プラウィン元区長は不正な手段で国の公共事業を受注するなどして不正蓄財をしていた可能性があり、警察はこの点についても捜査する方針だ。