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殺人教唆容疑の元区長 公共工事の入札でも不正か

タイ中部ナコンパトム県ムアン郡で9月6日に当時行政区長だったプラウィン容疑者の自宅内で警察官2人が殺傷された事件で、容疑者の経営する建設会社が公共工事の入札で不正を働いた疑いがあることから、法務省特別捜査局(DSI)が入札にかかわった65社の関係者から事情を聴取していることが12日までにわかった。

容疑者が父親から引き継いだ建設会社および自ら設立した建設会社は、これまでに橋梁・道路・建物などを建設する公共工事、また河川浚渫や重機レンタルに関する公共プロジェクトを落札している。

容疑者は6日に自宅に招いた警官の1人に親類の警察官の昇進を頼んだものの、断られたことから激高して手下にこの警官を射殺するよう指示したとされている。ただ、警察の取り調べでは、「そのような事実はない」と容疑を全面的に否認している。

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