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元区長の不正疑惑 特別チームが事実関係解明へ

タイ中部ナコンパトム県で9月6日夜、当時の行政区長の自宅で起きた警察官殺害事件では、手下に殺害を命じたとされる元区長のプラウィン容疑者の所有する会社2社による入札関連の不正疑惑も浮上している。

このため、スラチェート警察庁副長官は9月14日、警察が不正に関する事実関係を解明すべく特別チームを立ち上げたことを明らかにした。このチームは、検察、会計監査、資金洗浄対策専門家、政府反汚職委員会(PACC)と汚職制圧委員会(NACC)の係官で構成される。

問題の2社は2011年から現在までに1544件(工費総額75億7000万バーツ)に上る公共工事を落札している。これまでに警察庁犯罪制圧課(CSD)捜査員が2社の利用していた会計事務所などナコンパトム県内の関係先3か所を家宅捜索し、関係書類を押収した。

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