2歳娘殺害容疑の男 死亡男児との血縁関係が判明
2歳の娘を殺害した罪で先ごろ逮捕された男、ソンサク容疑者が過去に息子4人を殺害したと認めた事件で、警察当局は9月22日、バンコク都バンスー区内で2013年と14年に遺体で見つかった男児2人と容疑者との間に血縁関係のあることがDNA鑑定で判明したと発表した。
容疑者はこれまでに合計4人と結婚。先ごろ遺体で見つかった2歳女児は現在の妻との間にできた子どもだ。また、前妻3人のうちの1人との間に生まれた息子4人も殺害したと容疑者は自供している。
警察の担当者によれば、13年に見つかった生後10か月ほどの男児の遺体、14年に見つかった生後1か月ほどの男児の遺体はDNA検査の結果が残されており、それに照らし合わせたところ、これら男児と容疑者、2番目の妻の間に血縁関係が認められたという。これによって、容疑者が殺害したと自供した息子4人のうち2人については、実在し、殺害された可能性が極めて高いことが示されることとなった。