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バンコク都心の違法カジノ摘発 地元署幹部が停職処分に

内務省地方行政局は10月3日、バンコク都心ディンデン区の市場にある建物内の違法カジノを摘発。賭博に興じていた54人を逮捕するとともにギャンブルマシン7台を証拠品として押収した。また、賭博開帳に地元警察が関与していた疑いがあることから、当局は実態解明のための調査を実施することを決め、この調査終了までディンデン署の幹部5人を停職とすることにしたという。

今回の摘発は、ディンデン地区の住民から「地元の有力者が開帳していたカジノが昨年8月に強盗に入られ閉鎖されたものの、最近再オープンし、客が集まっている」との通報が内務省にあったことから、地方行政局の約30人のチームにより実施された。関係筋によれば、表向きは「タイには違法カジノは存在しない」とされているものの、実際には地元警察が関与する形で違法賭博場が各地に存在するという。このような事情から通常、違法賭博場の摘発は地元警察に知らせずに抜き打ちで行われる

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