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高級商業モールで銃乱射の14歳少年に精神鑑定

10月3日にバンコクで最も人気のある高級商業モール「サイアム・パラゴン」で起きた2人死亡、5人負傷の銃乱射事件で、容疑者の14歳少年に罪に問えるか否かを判断するための精神鑑定が少年拘置所で行われることになった。また、容疑者を精神病院に入院させるとの要請が裁判所にあったが、これは「容疑者に精神障害があるか否かまだ不明」との理由で却下された。容疑者を捕らえたた警察官によれば、逮捕時の容疑者は「撃てという声が聞こえた」と話すなど非常に混乱した様子だったという。

また、警察によれば、犯行に使用されたピストルは、本来は実弾発射が不可能なモデルガンを発射が可能なように改造したものだった。拳銃などの軽火器に関する調査を行っている団体「スモール・アームス・サーベイ(SAS)」(本部はスイス)が2017年に行った報告によれば、タイ人が所持する拳銃は合計1030万丁で、世界13位だった。タイ国内100人当たりの銃平均所持数は約15丁で、こちらは東南アジアでトップだった。

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