高級商業モール銃乱射事件受け首相が明言「安全対策を強化する」

セーター首相はこのほど、複数の外国人を含む７人の死傷者を出した銃乱射事件がバンコク都心起きたことを受けて、外国人旅行者の安全を確保するための措置を強化すると約束した。これは中国メディアの質問に答えたもの。

同事件では、14歳少年の発砲で、中国人とミャンマー人の２人が死亡し、中国人１人、ラオス人１人、タイ人３人の計５人が負傷した。セーター首相は、「タイは中国人旅行者を常に歓迎している。今後同じようなことが起きないよう安全対策を強化する」と述べている。

また、関係当局は10月６日、外務省で記者発表を行い、銃乱射事件の捜査の進捗状況を説明するとともに、死亡した２人の遺族に政府からそれぞれ120万バーツ、事件現場となった高級商業モール、サイアム・パラゴンからそれぞれ500万バーツの弔慰金が提供されると明らかにした。 また、負傷した５人には政府から５万バーツ、サイアム・パラゴンから30万バーツの見舞い金が提供される予定。