高級商業モール銃乱射事件 遺族が容疑者と保護者を告訴へ
バンコ都心の大型商業モール、サイアム・パラゴンで白昼に起きた14歳少年による銃乱射事件で、死亡したミャンマー人女性の母親が容疑者とその保護者を告訴する考えだ。弁護士によれば、母親は刑事と民事で容疑者らの責任を追及したいとしている。
死亡した女性の葬儀がバンコクに隣接するノンタブリ県で先ごろ執り行われたが、ここに容疑者の父親がやって来て母親の前にひれ伏して謝罪し、現金の入った封筒を手渡そうとしたが、母親は「娘の死は金銭では償えない」と言って受け取りを拒んだという。また、葬儀に列席したタウィー法相から母親に関連法に基づいた弔慰金20万バーツが手渡された。