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タイ南部県で父親が妻と娘を射殺し自殺

11月22日午後5時ごろ、南部ソンクラ県ラタプム郡の民家で父親(39)が妻(40)と娘2人(9、11)に銃で発砲した後、自殺するという事件が起きた。警察官などが現場に駆けつけたとき、妻と長女はまだ息があって病院に搬送されたが、後に妻は死亡し、長女も23日時点で危篤状態という。

警察によれば、父親は22日午後、ピックアップトラックで娘2人を学校に迎えに行ったあと、病院の歯科で助手をしている妻がオートバイで帰宅。その後夫婦は激しい口論となり、父親が拳銃を持ち出して妻の頭部に発砲し、次に娘2人の頭部にも発砲し、そのあとで銃口を自分に向けて自殺したという。現場には凶器の銃と空薬莢4個が残されていた。

近隣住民などによれば、父親は薬物取引で逮捕されたことがあり、裁判所の命令で電子監視装置を足首に装着していたとのことだ。

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