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高架道路建設現場で足場が大通りに落下 これまでも事故に死亡者 サムットサコン県

タイ運輸省国道局はこのほど、バンコクの西隣、中部サムットサコン県で4月14日午後、高架道路建設現場でスチール製足場がラマ2世通りに落下した事故について調査して原因を究明するよう指示した。今回の事故ではけが人は出ておらず、交通の支障にならないよう落下した足場もすぐに撤去された。

高架道路はバンコクからサムットサコン県、中部サムットソンクラム県、西部ラチャブリ県に至る81キロメートルのラマ2世通り(国道35号)の上に建設されているもので、足場が落下したのは上り線の27.5キロ指標のところだった。

また、高架道路の建設は4年に及んでいるが、足場が落下した際はソンクラン祭に合わせて工事が中断されていた。建設中のこの高架道路では2022年7月にUターンブリッジの部材が落下し、昨年5月にはコンクリート製スラブが落下して作業1人が死亡し、今年1月にもクレーンバスケットが落下して作業員1人が死亡し、その他数人が負傷する事故が起きている。

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