ソンクラン祭の水かけで胸を揉まれた女性が被害届 オートバイ徐行中に若い男が近づく
バンコクに隣接するサムットプラカン県で4月16日朝、1人の女性がムアン郡(県庁所在地)のムアンサムットプラカン警察署に出向き、ムアン郡で前日夜に催されたソンクラン祭の水かけの際、男に胸をまさぐられたとして被害届を提出した。
女性によれば、オートバイに乗って通りがかったところ、1人の男が近づいてきて伝統の白い粉を水で溶いたものを女性の顔に塗りつけた後、胸をまさぐったという。そのせいで女性はバランスを失ってオートバイごと倒れそうになった。後部座席に乗っていた女友達も男に胸を触られたという。
本来はお年寄りなどの手に優しく水を注ぐものだったソンクラン祭の水かけは今や大勢が入り乱れる賑やかなサバイバルゲームの様相を呈しているが、水かけのどさくさに紛れて痴漢行為をする者もすくなくない。だが、今回のように被害女性が警察に訴えるのは希とのことだ。