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日本人男性殺害事件 容疑者は日本人暴力団関係者 工場で遺体切断しポリ袋に詰め遺棄

バンコクに隣接するノンタブリ県で先ごろ、切断された人体の一部が見つかった事件で、地元警察は4月24日までに、遺体が日本人カバシマ・リョウスケさん(47)で、殺人容疑などでカトウ・タクヤ(50)とスズキ・ヒロト(33)の日本人2人の行方を追っていること、これら3人が暴力団関係者とみられることなどを明らかにした。

事件が発覚したのは今月19日、同県バンブアトーン郡で10歳の少年が茂みの中から人の腕を見つけたのがきっかけ。その後、警察の捜索で黒のポリ袋に入った腐敗の始まった頭部などが見つかった。頭蓋骨には銃で撃たれたとみられる痕跡があった。

警察は23日、防犯カメラの映像などを手がかりに事件に関与した疑いでタイ人の男クリットサコン(30)を逮捕。供述によれば、クリットサコンは日本人3人に雇われ、3人をプッタモントン・サーイ2の工場に車で送るよう指示された。その道すがら、話の内容は理解できなかったが、日本人3人が車内で言い争っていたという。その後、バンブアトーン郡の倉庫に向かうよう命じら、倉庫に着くと車から出るよう指示されたので、離れた場所でたばこを吸っていたという。その時、3人は車内で口論していたが、しばらくして銃声が聞こえたので急いで車に戻ってみると、日本人1人が頭から血を流して倒れていた。その後、ほかの日本人2人が死体を工場内に運び込み、間もなくして切断した死体を入れた複数の黒ポリ袋を手に持って戻ってくると、それをバンブアトーン郡内の複数カ所に遺棄するよう命じたとのことだ。

警察によれば、殺害された日本人男性の入れ墨などから3人の素性を調査中だが、これまでに3人が特殊詐欺にかかわっていたとみられることや警察が行方を追っている日本人2人のうちの1人は暴力団幹部で、タイに長期滞在していることなどがわかってきたという。

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