トゥクトゥク運転手に罰金2000バーツ わずか5㌔で6000バーツを日本人客に請求
タイ運輸省陸運局はこのほど、日本人に法外な料金を払わせたトゥクトゥク(サムロー)運転手の男(29)に罰金2000バーツを科すとともに90日の免許停止処分とした。東北部ロイエット県出身のこの運転手は、着用が義務づけられているユニフォームを着ていなかったことから罰金500バーツも科せられ、運転マナーに関する3時間の講習を受けることが命じられた。
報道によれば、5月13日夜、日本人旅行者4人がスクンビット・ソイ18から約5キロ離れたタニヤ・プラザにトゥクトゥクで行った際、今回罰金を科せられた男から1人当たり1500バーツの計6000バーツを要求された。最終的に合計で2000バーツを支払わせられたことから、日本人がSNSに投稿し警察当局が動き出した。
トゥクトゥクは開放的でタクシーに比べて割安であることから外国人旅行者に人気がある。タクシーの密室空間を嫌ってトゥクトゥクを利用する旅行者もいるようだが、タクシーでもトゥクトゥクでも乗客が相場を知らないとふっかけてくる運転手がいるため注意が必要。