パンガ県でインド人殺害容疑でパキスタン人とタイ人妻逮捕 ビジネス上のトラブルが原因
アンダマン海に面する南部パンガ県タクアトゥン郡でこのほど、インド人男性を殺害した容疑でパキスタン人の男(32)とタイ人妻(39)が逮捕された。ビジネス上のトラブルが原因の殺人事件とみられる。
警察によれば、15日に同郡の道路脇で外国人男性が死亡しているのが見つかった。その後の捜査で、男性が4月19日にパキスタン人容疑者とともにタイに入国していたこと、2人が中東ドバイで一緒にビジネスをしていたことやパキスタン人のタイ人妻が経営する旅行会社ビジネスにも2人がかかわっていたこと、妻も殺害に関与したと疑われることーなどが判明したとのことだ。
警察によれば、容疑者夫婦がインド人男性を騙して投資させ、男性が詐欺に気づいたために殺害した可能性が高いという。防犯カメラの映像から夫婦が男性を車に乗せて現場に向かったことが判明しており、また、家宅捜索で夫婦の自宅から犯行に使われたとみられるピストル、男性の衣類などが見つかっている。