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タイ南部の病院から逃走したタイ人マフィア受刑者 潜伏先のインドネシアで身柄確保

タイ南部ナコンシータマラート県で昨年10月に歯の治療を受けるために移送されていたマハラート・ナコンシータマラート病院から逃げ出したまま行方が知れなかったチャオワリット受刑者(37)がこのほど、インドネシアに潜伏しているところを捕らえられた。セーター首相がタウィー法相からの報告として明らかにした。

同受刑者は殺人、2件の殺人未遂、銃不法所持などで有罪となって服役していたもので、刑務所から病院に移送される前に逃亡の準備を整え、協力者の助けのもとに病院から抜け出した。また、同受刑者は逃亡中に「タイ当局の対応が不公正だ」などと非難する動画をネット上に投稿していたが、法務省は強く否定していた。 なお、昨年12月25日に開かれた別の殺人未遂事件の裁判では、被告不在のまま、同受刑者を終身刑とする判決が下された。

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