54歳男性をめった刺しで殺した27歳男を逮捕 輸入ビジネスめぐるトラブルと「自供」
警察関係筋によれば、バンコクに隣接するノンタブリ県のマンションに住む男性(54)が5月26日、自室内でめった刺しにされて死亡しているのが見つかった事件で、容疑者の男(27)がこのほど、南部チュムポン県で逮捕された。
マンションの防犯カメラには20日に容疑者が出入りする映像が残されており、警察ではこの日に男性が殺害されたとみている。容疑者は、男性とは1年ほど前から輸入ビジネスを一緒にやっていた仲で、また、ビジネス上のトラブルが犯行の動機と供述している。
容疑者は男性の身分証明書とクレジットカードを使って約80万バーツの金の延べ板を購入していたが、その店では、怪しまれないよう「顔の手術をしたばかり」と説明していたという。
容疑者は東部チョンブリ県パタヤから西部プラチュアプキリカン県ホアヒンまでタクシーで移動していたが、車内では「香港から来た観光客」と偽って英語しか話さなかった。その後、南部スラタニ県経由でチュムポン県に入り、そこで警察に逮捕された。