不敬容疑のタクシン元首相が明言 「6月18日に検察に出頭する」 コロナ感染から回復
仮釈放中のタクシン元首相はこのほど、「6月18日に検察に出頭する」と明言した。元首相は2015年に韓国を訪れた際、朝鮮日報とのインタビュー中に不敬発言をしたとして訴えられ、検察は5月29日に起訴理由を伝える予定だったが、元首相が新型コロナウイルスに感染したとして6月3日まで療養が必要との診断書を提示したことから、出頭日が6月18日に延期されることになった。元首相は、「ウイルス感染当初はひどかったが、今はそうではない。18日には(起訴理由の説明を受けるために)自ら検察に出向く」と話す。
元首相は韓国でのインタビューの中で、2014年5月の軍事クーデターに関する話しの中で王室に近い存在である枢密院を構成する顧問官に言及したことが不敬に当たるとされており、また、このインタビューの様子をネット上に投稿したことがコンピューター犯罪に該当するとして訴えられた。